新庄剛志選手の挑戦と年齢

新庄剛志氏がトライアウトを受けたことは、周知の通りです。

 


新庄氏のことは、ことある度に、テレビで観てきました。

 


この3、4年で、三回以上は、なにかの番組で特集や、「新庄氏は今なにを」みたいな近況報告的な1~2時間の番組でやっていたので、その都度、様子は知っていました。

 


昨日(2020年12月12日)のTBS系列「バース・デイ」で、その、新庄剛志氏のトライアウトの様子を1時間の特集で放映していました。

 


48歳。

 


それで、変化球にも140キロを超えるストレートにも対応しているのですから、さすがに超級の選手だったことが窺えました。

 


しかし、48歳はまだ良い方です。

 


若くて現役バリバリを100とするならば、

 


個人差はありますが、

48歳はまだ、56くらい動けます。

49歳で、45くらいにガタっと来ます。

50歳で、更に、39くらいにガタっと落ちて

51歳で、36

52歳で、34

53歳で、運動能力は、26くらいに落ちます。

 


つまり、48歳の頃の、半分になります。

 


50歳を越えたあたりから、野球で言うと、バッターで構えても、どっしりと地面に足が付かなくなります。

 


要は重心が、下に行かなくなり、半ば浮いた状態になるため、打球は飛ばなくなります。

 


守備も、地面を低く転がるゴロが一番、苦手になりがちになります。

 


高いフライも、足が地面に付いていないので、幽霊👻をコントローラーで扱う感覚みたいに、左右に行ったり来たりになります。

 


鍛えていたりする人によっては、若干の年の差はありますが、90歳でスポーツで有名な人以外は、おおむね、±3歳くらいの誤差です。

 


野村監督が、「時代と年齢には勝てん」と言ったと言われますが、ビックリするほどに、48歳から53歳にかけて、体力、運動能力、動体視力が落ちますので、肝に命じておく必要があります。