街角景気~某松屋の豚丼のお椀が豚汁のお椀より小さくなっていた件  

街角景気~某松屋豚丼のお椀が豚汁のお椀より小さくなっていた件


さらに豚汁は、里芋汁と呼んでいいほどに豚は小指の指先、いや、小指の爪程度のものが数切れ。

 

マレーシアで食べた、ブドウパンなのにブドウが入っていないパンを思い出しました。


最近の、日本の「ステルス値下げ」急進行がヤバくないですか?


アイスは180円台、お菓子は軒並み税込150円は優に超え、本も2,000円台は珍しくなくなり。


もしくは、カップラーメンのように、今までのサイズは、同じか、少し高くしてサイズを一気に「ブタめん」サイズに小さくして、200円を超える価格のものは、今までのサイズより1.2倍くらい大きくして。


要は、同じサイズのままだと、「値上げ感」が増してしまうので、比較させない方法で、「ステルス値上げ」をしているのです。


箱に入っていたお菓子は、箱ごと小さくしていますが、小さくしていることをあまり目立たせてしまわないように、袋タイプに変えて、内容量を少し削っています。


ここ3年で一気に、1.5倍程度、物価が上がった肌感覚があります。


ヤバいと思っているのは次のことなのです。


通常、そうは言っても、給料も、長い目で比較すると、物価と同程度上がるものなのです。


が、2回の消費税引き上げを主因として、言い方は悪いですが、便乗も大半のケースで起こっており、給料が1.5倍に上がらないまま、物価が大きく上がっています。


このままでは、国内景気は、暫く、新しく生み出された資金価値よりも、今まで蓄えられた資金価値を消耗させていくのでしょう。


一度は、「増やされたフロー資金」で、収入増加をしていかなければ、日本は疲弊していきます。