「初回無料」の怪

今日の「news zero」でも取り上げられていた「初回無料」商法。相談数も軒並み増えているとのこと。

お試しのつもりが、知らぬ間に次月の商品が送られてきて、気付いたときにはあとの祭りみたいな商法です。


国民に馴染みのある、大手飲料メーカー等も一役買っていたりするので余計に厄介だったりします。


自分も一度あります。


・初回無料
・30日以内にキャンセルないと次月分を自動送達
・次月分を受け取ったら、3ヶ月分は解約不可能。これが一番悪質かと。


気付かれないように次月分を送るために、銀行の口座振替には敢えてせず、振込票を商品に付けて送ってコンビニで支払ってもらう手法が大半です。


この結果、メルカリには、その手に引っ掛かってしまった初心者たちから、同じ商品が大量に売却されているという現実。


ただ、news zeroの、そのニュースによると、この商法を取り締まり強化、厳罰化していくということでした。


そもそも、本当に、自社商品に自信があるなら、自動継続という手法は取らず、利用者側から能動的に継続手続きをしてもらう方法が本当なのでしょう。


「良い商品だから、継続手続きを自分から敢えてやってでも絶対に利用したい」みたいになるような商品作りを目指すのが本筋なのかと。


いまは、「気づかないで。お願い。気づかないで」からの、「よっしゃー!継続期限到来!」商法なのかなと勘繰りたくなります。


「騙される方が悪い」を巧みに利用する商法。
「騙したもん勝ち」みたいな世知辛い世の中に成り果てています。