「タッチ」吉田剛という人物。

吉田剛

上杉達也に憧れ、1年途中から明青学園高等部野球部に入部。飼い犬のブルドッグにも「タツヤ」と名付けている。上杉達也のストレート、そして西村勇のカーブを模倣した投球を身につける。新田明男との一打席勝負で勝利して以降、自分に自信を持ち達也を憧れからライバルへと見方を変える。この時から口調が丁寧語からタメ口に変わり、今まで君付けで呼んでいた達也を呼び捨てするようになった。上杉和也を軽視している節がある。須見工との練習試合では二巡目まで、ほぼ完璧に抑え、5イニング無失点。エースを達也から奪うべくエース決定戦を監督に申し込み、日程まで決定したが両親の都合で海外へ転校。物語から退場したかに見えたが、3年夏の都大会3回戦で佐田商の投手として再登場(実際にこのような例で同地区の学校から出場できるかどうかは不明)。明青の打者たちのクセを知っていることで、またも二巡目まで無失点(パーフェクト)に抑える。しかし三巡目になると通用しなくなり明青打線に捕えられ8回(アニメでは7回)コールド負けを喫する(原作は7回と0/3、アニメは6回と2/3を投げ共に7失点。それ以前は、1・2回戦で計4イニングを投げ無失点)。短期間で頭角を現し自信を持ったものの、ピンチに陥った際に元来の気の弱さが露呈し、パニック状態に陥って自信を失い打ち込まれてしまった。皮肉にも明青在籍時に西尾から指摘された「ガラスの自信」が見事に的中した形となった。西村にも「メッキが剥がれればただの小心者」と評され、新田明男は「西村のライバルになる」と評している。新田由加に好意を抱いているような描写がいくつかあるが、特に進展はない。初登場時は白肌の優男風好青年だったが、後に熱血的な性格に一変し、さらに目つきの悪い褐色肌のキャラに変貌した。明青に敗北後、物語には登場していない。なお、家の表札は「吉」の表記が『土』の下に『口』になっている。


上杉をおいぬいたつもりでいるのか、おまえ・・・

登りっぱなしだと山全体の形がわからなくなっちまうぜ。

発言:松平 孝太郎


バーカ、あんたが三振にさせたわけじゃないの!

お兄ちゃんに打つ気がなかっただけなの!

発言:新田 由加


ストレートは上杉、変化球はこのおれのコピー、メッキがはがれりゃただの小心者さ。

発言:西村 勇

 

なんとなく日本=上杉達也みたいな構図…で。

日本は、もっともっと頑張ってどんどん先に先に行かなくては。。です。